茨城県の共同募金運動は、令和3年(2021年)に74回目を迎えました。コロナ禍において地域のつながりが弱まり、途絶えることさえ心配される今日、赤い羽根共同募金運動が進めてきた支えあいや助け合いの大切さが再認識され、寄せられる期待が高まる中、今年も県内各地で共同募金運動が実施されました。
感染拡大防止のため、これまでの活動が制約されるなど厳しい状況の中、ご協力をいただきました県民の皆さまをはじめ、コロナ状況下においてもさまざまな工夫や衛生配慮を講じながら各地で共同募金運動に参加された募金ボランティアの皆さまに、心より御礼申し上げます。
令和3年度は、本県の共同募金へのご寄付として5億3,315万9,614円を賜り、200件を超える県内の地域福祉活動を支援することができました。
また、コロナ禍での緊急支援として全国共通助成テーマ「つながりをたやさない社会づくり」を掲げ、ひとり親家庭や高齢者世帯など、長引くコロナ禍で生活困窮と地域からの孤立に悩む人たちの生活を支えるさまざまな取り組みを支援することができました。ここに重ねて御礼申し上げます。
本会では、地域で困難を抱える人たちに対して、助成を通じて少しでも多くの支援が届くよう、市町村社会福祉協議会をはじめ活動団体と連携しながら、今後も尽力して参りますので、引き続き皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。
募金の種類 | 募金実績額 |
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一般募金 | 364,888,680円 |
歳末たすけあい募金 | 154,858,038円 |
NHK歳末たすけあい | 9,848,547円 |
テーマ型募金 | 3,564,349円 |
合計 | 533,159,614円 |
令和3年度共同募金運動結果の詳細については、茨城県報をご覧ください。