戦後、民間社会福祉の復興をめざして始まった共同募金運動は、令和4年(2022年)に75回目を迎えました。これまでご協力いただきました寄付者の皆さまと、募金推進にご尽力いただきました募金ボランティアの皆さまに心より御礼申し上げます。
さて、コロナパンデミックや国際紛争など、さまざまな懸念要因が増す中、令和4年度は5億2,170万1,633円のご寄付を賜り、ご寄付を原資として、県内で226団体・施設の福祉活動に助成することができました。
共同募金は、「社会福祉法」に定められた地域福祉の推進を目的に、さまざまな地域の課題解決に取り組む民間団体を支援する「じぶんの町を良くするしくみ。」として、地域のさまざまな福祉活動を支援しています。
また、パンデミックの影響を受けて、経済的に困窮する人や社会的に孤立する人の固定化が地域の大きな課題となる中、本会では、令和2 年度より全国の都道府県共同募金会と協働で、地域の子どもと家族を中心とした福祉活動の支援に取り組み、食料支援などを通じて活動開始以来累計で129件、計31,757,500円の助成を実施しています。
本会では、令和5年(2023)年度も、助成を通じて既存のサービスでは対応できない、地域のさまざまな課題解決を図る助けとなるよう、尽力して参ります。
本会及び共同募金運動に、引き続き皆さまのご支援をお願い申し上げます。
募金の種類 | 募金実績額 |
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一般募金 | 359,321,723円 |
歳末たすけあい募金 | 150,679,662円 |
NHK歳末たすけあい | 8,436,824円 |
テーマ型募金 | 3,263,424円 |
合計 | 521,701,633円 |
※令和4年度共同募金運動結果の詳細については、茨城県報をご覧ください。